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暇の日記

職場での生存戦略について考える



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職場のAさん「嫌われてもいいからBさんに注意してる」

職場の人(Aさん)が

「私は嫌われてもいいから、Bさんに注意してるんだけどね…」

というようなことを私に話してくることがある。

この話はすでに10回以上聞いた。

生存戦略

私はAさんの性格が悪いことを知っている。

「嫌われてもいい」と言いながらBさんを落とす評判を他の人に話すことで、

自身に他の皆の矛先が向かないように立ち回っているからだ。

(ちなみに自分はこっそり裏でサボってるもいる)

私はこれがAさんなりの生存戦略なのだと思っている。

 

自分よりも仕事が出来ない人を作り出すことで、

自身は有用な存在なのだというアピールも出来る。

 

私は後輩なので何も言わない。

こういう人に関わると碌な事がないと理解している。

適当に話を流しながら、聞いているふりをするだけでいい。

 

だけど、こういうの環境に身をおいているとずっとモヤモヤする。

吐き出したい。

そんな気持ちからこの文を書いてる。

銃口の数

私は他人に嫌われたくない人間だということもあって

この人とは相容れないなと思った。

でも同時に思う。

 

「この人みたいに自己中心的に生きられたのなら、

 もっと楽に生きていけるんじゃないか?」

 

そんなことを思うけど、実際はこの人のようには生きられない。

嫌われるということは、

それだけ多くの人に銃口を向けられているということだと私は思う。

 

好きな人と嫌いな人が同じミスをして、どちらをフォローするかと聞かれたら

好きな人と答えるのがほとんどだろう。

好きな人と嫌いな人がどちらも死にそうになっていて、どちらを助けるかと聞かれたら

好きな人と答えるだろう。

 

そんな状況になった時、

私は誰かに助けてもらえるような人間でありたいと思ってしまう人間だ。

打算的でこれもまた気持ち悪い。

 

結局どういった生存戦略を取るか、その違いでしかないのだと思う。