無職時のHSPのネガティブな思考の対処方法

嫌な環境と人間関係の職場に勤めて適応障害と診断されて仕事を辞めたHSPな私です。仕事を辞めるということは、日本人にとってあまり馴染みがなかったり、仕事をしていない人をだらしないという風にとらえる人も多いですよね。

 

そういう風に見られている、思われていると分かるからさらにしんどくなります。今回は無職の時に感じた事や、その時陥ってしまったネガティブな思考からの抜け出し方などを紹介をしたいと思います。

 

「無職」という視線が気になる

「無職」と聞いて普通の人が感じるのは

  • だらしない
  • 社会不適合者
  • 気楽そう
  • 親のすねをかじっているのか

といったことではないでしょうか。

正直私も子供の頃は「なぜ仕事をしないんだろう」と思っていましたし、日本のテレビやドラマ、アニメや漫画などでも無職の人に関しては無関心、もしくはどこか見下したような表現などが多いように思います。もちろん精神的な病だったりすることが分かっていればそういう風に態々指摘したり、見下したりはしないと思いますが、ネットなどの書き込みでは「親のすねをかじっている」「生産性がない」といったきつい文言も出てきます。

 

そういった環境で私が考えることは、沢山ありました。いくつか抜き出すと以下のようなものです。

  • 「無職なんて周りに知れたらと思うとつらい。」
  • 「税金や生活費が払えなくなる。」
  • 「早く仕事を見つけないと…。」
  • 「でもまた以前のようなひどい環境の職場だったら…。」
  • 「人に会うのが怖い。」

この思考がずっと頭の中でループしている感じです。そして誰かに相談しようと思っても「無職」ということが足をひっぱって誰にも相談できない。そんな日々が続きました。一緒に住んでいる妹は私が家にいるので、仕事を辞めていることには気づいてはいますが、特にそれに関しては触れてこないというスタンスでした。

お金の心配がとにかく止まらない

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このように無職で一番困るのが「お金が入ってこないこと」です。

税金以外にも家賃、生活費、固定費、通信費、保険料など、日本で成人した大人が払わなければならないお金はかなり多いです。私は生活費や家賃などは妹と住んでいるので、半分ずつ出す形で、大分助かりましたが、それでも貯金があまりなかったので、貯金は生きているだけですぐに消えました。

 

そうなってくるとずっと頭でお金のことを考えだします。お金がないとどうなるのかから始まり、これからどういう風に生きていけばいいのかなどとにかく広く浅い心配事がどんどん増えていきました。そんな時にした対処方法が以下の通りです。

 

 

 

ネガティブな思考の対処方法

一度冷静になる

「一度冷静になる」というのは無職ということでとにかく『暗く、ネガティブになっている思考をなんとか通常時の状態に戻すこと』です。私の場合まずは深夜に起きて、朝に寝るという昼夜逆転の生活をしていましたが、それを無理矢理やめました。

これは深夜に考え事をすると高確率でネガティブな思考に陥ってしまうためです。

 

無理矢理辞めるというのは、早めに寝たりしても夜には2時くらいに目が覚めてそこから寝られないということが続いたため、もう次の日の昼くらいまで起きておくという方法をとりました。起きられそうならずっと夕方、夜まで起きておきます。そういった生活を続けて昼夜逆転を解消しました。

 

あとどれくらいで貯金が尽きるかなどのお金の計算をする

そして昼夜逆転を解消した後にするのが「お金の計算」です。これは

  • 「一ヶ月間にどれくらいのお金が出て行くのか」
  • 「どれくらい節約できそうか」
  • 「何か少しでも収入になることはないか」

といったことを計算したり、考えたりすることです。私はそれまで一ヶ月にかかるお金のことを漠然としか記録したり計算したりしていなかったので、その時初めて計算しました。一ヶ月間でどれくらいのお金が出て行くのかを計算して、あと何か月で貯金が尽きるかなどをメモしました。その期間内に新しい仕事を見つけるか、別の収入源を見つけるという目標を立てて、行動していくことになります。

 

どれくらい節約できそうか考える

節約の面はかなりやれることが多いと感じました。私がやめたのは仕事をしていた時はしていた以下のことです。

  • 「コンビニで何か美味しい物を買ったりするのをやめる。」
  • 「洋服や雑貨などを買うのをやめる。」
  • 「趣味関係のものを買うのをやめる。」

いうなれば娯楽関係のこと全てです。これでかなり出費は抑えられました。

個人的に感じたのは電気代やガス代などは効果は薄い、もしくは効果が感じづらいと思いました。加えて誰かと暮らしている場合はその相手の行動をチェックするようになり、ストレスがかなり溜まるので、止めた方がいいと思いました。

 

夏は冷房がないと普通に熱中症などになってしまうくらい今年は暑かったので、外に出れる時は図書館などのクーラーが聞いて何時間でもいられる場所に通ってみたりしました。一緒に住んでいる人が帰宅して「クーラーをつけないで」とは流石に言えない暑さだったので、その時は同じ部屋で過ごすようにしました。

 

 

 

何か収入になることはないか考える

そして次に考えたのが「何か少しでも収入になることはないか」です。

私の場合は絵を描いていたので、新しいキャラクターを作成してグッズを作って売ってみたり、絵の依頼を受けたり、絵以外では売れそうなものをメルカリで売ったりしました。絵の仕事といってもそこまでイラストレーターとして売れているわけではないので、それがメインの収入源になることはありませんでした。それでも新しい仕事を見つける間の助けにはなりました。

 

特になにもできることがない場合は、日雇いのバイトに入ってみたりしてもいいと思います。日雇いはその場所で1日だけ耐えればもうそこにいた人間と出会うこともないですし、HSPの私にとって気持ち的にかなり楽でした。あくまで次の仕事を見つけるまで数回入るくらいで考えると気が少し楽になったのでおすすめです。

結論、ネガティブな思考を消す方法はお金なのかもしれない

無職だとネガティブな思考に陥りやすい理由として一番なのが、もう本当に「お金がないから」です。お金がないとこの現代社会でHSPは心配事が止まりません。ただでさえ不況で給料が少なく税金が高い日本です。そういった環境で産まれてしまったことを恨むくらいには私は相当病み切りました。

 

解決策としては「お金を稼ぐこと」しかないです。これは本当に大変なことです。でもこれしか解決方法がないんです。在宅ワークが出来る人は自分でフリーランスの仕事を、それが出来ないのなら外に出て何かしらの仕事をするしかありません。私の場合は絵の仕事で何とか食い繋ぎながら、ブログを運営始めてみたり、短期のバイトを入れてみたりして、今はギリギリですが生きています。(※この前の給付金があったことも大きかったです。)

 

それでもまだまだ安心とは程遠いので、コンビニでお菓子を買ったりといったことはできないくらいの生活をしています。コンビニで何かを買えるというくらいには生活基準を戻したいと考えるなら、私は別の仕事をすぐに探していると思うのですが、そうしないのは少しの贅沢を我慢する方が新しい職場に馴染むことよりも簡単だからでもあります。

 

私の今の状態は恒久的なものではなく、一時的なものです。根本的な解決にはまだなっていません。とりあえずの一時しのぎとしてこういった考え方や方法もあると思ってもらえればと思います。

 

 

 

おわりに

今回はHSPの私が無職の時に感じたネガティブな思考の対処方法の紹介でした。

  • 「思考を通常時の冷静な状態に戻す」
  • 「どれくらい出費があるのか計算する」
  • 「計算した期間の間で収入をみつける」

お金がないと成人済みの人間は普通に生きていくことができません。とにかく収入となるものを見つけることが大切です。時間が経てば経つほどかかるお金がどんどん貯金を切り崩していきます。そうなる前に何か手を打つ必要があります。

 

メルカリでいらないものを売ったり、何か自分で作ったものを売ったり、短期バイトでも日雇いでもいいので、とりあえず貯金や支払いを済ませるために働いてみましょう。短期バイトや日雇いの場合は期間が決まっているため「この期間内だけ我慢すればいい」と個人的には少し気持ちが楽でしたし、なによりお金が手に入ります。

 

そのお金を手に入れることによって、少しはネガティブな思考も改善されますし、自分の自信にもつながります。そういう自信を取り戻す出来事を経験していくことで、ネガティブな思考との付き合い方も段々と分かるようにもなってきます。

 

私は今は外に出て働いている期間ではないですが、外でいずれは働かなければならないと考えると憂鬱に感じてしまうことは事実です。しかし、生きていくのにもネガティブな思考を消すのにも、お金が必要だと私は知ってしまいました。なので、私は仕方なく外で働きます。このネガティブな思考を消せるのはそれしかないですし、お金を手に入れるにはそれしかないからです。

 

「仕方ないからやっている」それくらいの気持ちで外に出て仕事をする。それくらいの考え方でいいと思います。深く考える必要はないです。でも考えてしまうのがHSPなので別のことを考えたりして、自分を誤魔化して仕事に取り組みましょう。