HSPに向いている仕事について思うこと&イラストレーターになるためにやったこと

今回はHSPな私の仕事についての考え方や思ったことや、

フリーランスのイラストレーターになるためにしたことや、仕事を貰えるきっかけにもなったことや、どういう風なことしてきたかなどを紹介していきます。

 

HSPに向いている職業ついて思うこと

HSPの向いている職業の中にフリーランス・在宅ワークという名前が必ずと言っていいほど出てきます。私が体験してきた職業の中では本当に1位だと思います。

  • 誰かに監視されず仕事ができる
  • 環境も自分で変えられる
  • 他人との関わりが限られている
  • 大きな音を聞く必要がない
  • 吃驚するような音がある場所にいなくて済む

などの点が大きいと思います。HSPの私は「監視されている。」「監視されているような環境にいる。」ということに強いストレスを感じてしまいます。

実際に監視されていなくても監視されているような気がするだけで疲れ切ってしまうんです。仕事にそれらのことがないだけで大分気持ちが楽になるというHSPの方も多いのではないでしょうか。

 

以前カフェで2年ほどアルバイトをしていたのですが、その職場は

  • 監視カメラがない
  • 店主は客席でお客さんとずっと話している
  • 仕事だけしてくれれば何をしててもいい(本を読んだり絵を描いたり)
  • カウンターの中がお客さんから見えない

加えて田舎の小さなカフェで人が少なかったこともあり、この環境はとてもHSPの私にとって働きやすいものでした。

「監視されていない。」「誰からも見られていない。」という環境がHSPにとって最も集中できる環境だということに後から気づきました。そういった環境で働けることがHSPな私にとって快適な職場という結論です。

 

そういう意味でイラストレーターという仕事はHSPに向いている仕事だと私は思います。ライブペイントは例外ですが、他人に絵を描いている姿を見られる必要はありませんし、相手とのやり取りも基本的にはメールで行うことができ、フリーランスであれば対面でのやり取りをそもそもNGにすることもできるためです。

 

HSPに向いているとは言いましたが、イラストレーターというのはなりたい方が沢山いて、その沢山の人の中から自分の絵柄を選んでもらわなければなりません。そういった人たちの中からいかに仕事を貰えるようになったか。それを今回はその体験談を少しお話したいと思います。

 

 

 

イラストレーターですぐには食べていけない

私はイラストの専門学校を卒業してイラストレーターとしての活動を始めました。もちろん駆け出しのイラストレーターに仕事がどんどん舞い込んでくるわけではありません。20歳を超えるとどれだけ節約したとしても税金や年金、保険料、生活費などでお金が必要になってきます。

 

なので多くの人が何処かの企業に就職するか、アルバイトをすることになります。このアルバイト選びはHSPにとってもイラストレーターにとって、大切な分かれ道だと思います。向いていない職業を選んでしまうと後からとても後悔することになります。

 

二足の草鞋生活で思ったこと

昼はアルバイト、夜や休日は絵を描く

フリーのイラストレーターとして仕事を貰うためには仕事をしながら、絵を描き続ける必要があります。仕事ばかり日程に入れてしまうと、創作活動が上手く続かず、イラスト関係のことをないがしろにしてしまいがちです。

 

なぜかというと、見てもらえるかも、売れるかわからないイラストを描いている時間を

バイトに回せばお金が稼げてしまうという気持ちがずっと心の中に出来上がるためです。

  • 「イラスト描いている時間が無駄な気がしてくる…。」

という風に考えてしまうのが私の悩みでした。

お金の余裕は心の余裕という言葉があるように、お金があると、人は安心できます。それはHSPでない人でも同じで、「お金があると安心する⇒この現状でいいか」という風な思考に陥ってしまいがちです。

 

私はバイトである程度お金を稼いでいた時、心は安定していました。しかしその分イラストを描く時間はどんどん減っていきました。このままではいけないと、イラストを描いてみたりもしたのですが、描き上げるのに時間がかかってしまったり、途中で完成させずに絵を投げ出したりもしていしまっていました。

 

正直に言ってしまうと

「他に仕事をしてお金があれば、絵なんてかかなくても生きていける。」

ということを知ってしまったからなんです。イラストは売れるかもわからない絵を描いたり、依頼が来なければお金を得る方法もない。すぐに稼げるわけでもない。効率が悪い。そういう風にその時の私は考えてしまっていました。

 

もうイラストレーターを一本で生活するのを夢にするのは辞めようかなと思った時に、頭を過ったのは専門学校に入学させてくれた母の顔でした。このままでは終われないせめて、イラストで少しはお金が稼げるようになりたい。無駄じゃなかったと思ってほしい。そしてそのお金で何か母にしてあげたい。

そういった考えがずっと頭に残り続けました。

 

今までグッズがものすごく売れたりすることもなく、たいして大きな仕事をしたこともない。

  • 「このままのろのろしていてもきっとこのままの生活。そういうのは嫌だ。ただ描いているだけでは駄目だと。」

それから私は今までしてこなかった、他の売れているイラストレーターさんのデータを取り始めました。

 

 

 

どういうイラストレーターになりたいか分析する

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私の場合こういうイラストレーターになりたい。

という目標とする方がいたのですが、その方は私と絵柄が違いすぎて、参考にはならないだろうと最初に気づきました。

そのため、好きなイラストレーターさんじゃなく、自分と似たようなイラストで成功しているイラストレーターさんに絞って分析してみることにしました。

 

最終的に3人くらいに絞って、そこからその方たちの過去のツイートや活動実績、どういう風なイベントに参加したのか、どんな活動をしてきたのかなどを詳しくノートにまとめました。

そしてその3人のほとんどが、

  • ネットでグッズを販売する
  • イラストの原画を販売する
  • LINEスタンプを作成して販売する
  • フリー素材をサイトに登録して販売する
  • イベントに参加する
  • 個展を開く
  • レンタルボックスなどでグッズを販売してもらう

などを行っていました。この中で私ができそうなことからまずやってみようと思って、

とりあえずグッズを作ってサイトで販売してみました。

 

その時は缶バッチを作ったのですが、普通に大赤字でした。この時は工場で沢山作ってもらい、家から発送するという風な方法でグッズを作って販売しました。この方法だと、グッズが売れ残ってしまったり、発送の手間があったりと、イラストレーター側からしたら、負担が大きいというのが問題点としてありました。

 

そんな失敗をした後、ネットでいろいろ調べものをしていて見つけたのが、suzuriというサイトでした。suzuriはサイトに画像をアップするだけで、注文があった時にsuzuriがグッズを製造・販売してくれるといったサービスをしているサイトです。

  • グッズ作成にお金がかからない点
  • 発想の手間がない点
  • 個人情報を渡す必要がない点

などがいいと思ったところでした。

グッズ作成はとりあえずといった感じで始めたのですが、すぐにグッズを買ってくださる方が現れました。Twitterで私を知ってくださった方でした。

 

グッズを買ってもらって、Twitterで報告してもらうということが初めてだったため、驚いたのと同時に、この調子でいけばいろんなことがなんとかなるんじゃないか?という根拠のない自信にも繋がりました。

 

根拠のない自信を大切にする

私はこの根拠のない自信はイラストレーターにとって一番大切なんじゃないかなと最近思っています。

 普通の自信は何かを自分がして、成功することで積み上げていくものだと思うのですが、根拠のない自信はそうではなく、何かいいことがあってそのおかげで突然生まれる自信のことです。

 

正直にいうと、そう考えでもしないとやってられない。という風に頭が思ってしまっているんじゃないかとも思います。しかしこの根拠のない自信が出てくることで私は急にイラストが沢山かけたり、グッズを作ったり、サイトを開設したり、いいイラストがかけたりと創作活動に活気が生まれました。

 

活気が生まれたことによって、フォロワーさんが増えたり、仕事がもらえたりと、いろんなことが好転していきました。「普通の状態ではやる気にもならなかったことがどんどん実行に移せた。」という状態が功を奏したと思います。

運動している人でいうと、アドレナリンが出ているような状態だったと表現するのがわかりやすいと思います。最近でもこの根拠のない自信が突然わいて出てくる時があります。

そういう時はなぜか気持ちが明るくなって、仕事が決まったり、グッズがなぜか売れたり、といいことばかりがやってきました。

 

この「根拠のない自信」が出てきて「やる気が上がり、活動する意欲や行動力が生まれる」ことで、いい結果につながったのではないかと私は考えています。

HSPである私は行動する前に考えてしまって二の足を踏むということが前々からあったのですが、この不思議な「根拠のない自信」によって不思議と自体が好転していきました。

 

 

 

根拠のない自信が来ない時は?

しかしこの「根拠のない自信」がやってくるのが本当に唐突で、何の前触れもなくやってくるので、待っていてもいつまでたっても来ないという時もあります。

 

私はHSPなので、何かをやる時に必ず最悪から想像してしまい「こういうことがあったらどうしよう。」「失敗したらこれだけの損が出る。」などとよく考えてしまいます。「根拠のない自信」が来ない限り、そういう風に何かをする前に足踏みをしてしまうことが上でも話した通り本当に多いです。

 

なので「根拠のない自信」が来ない時は「心配事が浮かんでも無視して行動に移す」というのを最近はしています。いうなればただの特攻なのですが、これをすることによって、心配事で足踏みしていた時間や心配事をしている時間が大幅に減って、そして行動にも移せるので、ある程度はいい方向に物事が進みます。

 

なので、根拠のない自信が来ない場合は、無理矢理にでも行動を起こしてみることをおすすめします。もちろん大きなお金が絡んでくるようなことは熟考する必要がありますが、大金が関わらずにできることであれば、上に上げたような行動の中でそんなに大きな損をすることはないので、そういったことからすぐに行動に移してみるといいと思います。

 

イラストレーター関係で私がしたお金がかからないこと

  • グッズを作って公開する
  • LINEスタンプを作る

が主に私のやったことです。

グッズは上でも話した通り、suzuriで作成したのでお金がかかりません。LINEスタンプも無料で作れて、多くの人の目に触れるチャンスもあるので作ることにしました。

LINEスタンプのいいところは買ってもらった方がスタンプを使って、他の人に広めてくれる点です。

 

どんなにイラストが上手くても、発表して誰かの目に留まらなければイラストレーターという仕事は成り立ちません。

なので、SNSなどを利用して、自分のイラストを宣伝したりすることが必須になってきます。イラストレーターを目指す人にとってLINEスタンプの作成がおすすめできる理由としては、

  • 何かを完成させたという成功体験ができるという点
  • 買ってくれた人が使ってくれて宣伝にもなる点
  • データの作成、管理、修正、運営の審査などもあり、実際の仕事のような工程を知れる

などがあります。

イラストレーターとしての一歩として丁度いいステップだと私は思いました。仕事を貰ったことがないフリーランスのイラストレーターあるあるなのが、どういう風にデータを作成してどういう風に提出して、どういう風に納品するのかが分からない。というものです。

作成、提出、納品というのはイラストの仕事を貰う上で必ずある工程です。

 

しかし実際に仕事を貰ったことがないため、全く未知の領域なわけです。専門学校やイラストレーターになるための方法が書いた本などには本当に大まかなことしか書いておらず、細かいことが書かれていないことがほとんどで、これらはぶっつけ本番でやるのは少々難しいことだと思います。

 

これらをLINEスタンプを作ることによって一度体験することが出来ます。そしてたとえ間違っていたとしても審査に落ちるだけで、特にペナルティなどはありません。何度でも練習ができるわけです。

 

そしてここで審査にそのまま通れば、データには問題がないことが分かり、もしも落ちたとしても、そのイラストデータの不備に気づくことができます。人間は失敗から学ぶことができるので、本当に仕事を貰った時にその失敗したことを注意して取り組めます。そういう意味でLINEスタンプの作成は仕事をする前のウォーミングアップ的な面でも役に立ちました。

 

私は合計7個ぐらい今までLINEスタンプを作成してきたのですが、売れる傾向としてはコミュニケーションに適したものが多かったです。挨拶系が一番使われている印象でした。

40個作るのが厳しいという方は少ない数でも大丈夫ですが、同じ値段で40個のスタンプが売られている現状などを考えると、40個のスタンプの方が売れやすい傾向があると思いました。

 

あくまで今回の話では売れることよりも成功体験を作って「根拠のない自信」のようなものを自作するという点実際の仕事の工程を知って本当の仕事に備える点に重きがあるので、途中で挫折しそうという方は無理せずに8個、16個から始めてみてもいいかもしれません。

 

 

 

おわりに

今回はHSPな私の「仕事関係のことについての考え方」特に「HSPでフリーランスのイラストレーターになりたい人に向けて」の話でした。

  • 向いている職業はフリーランス・在宅ワーク
  • お金があると安心して現状に満足してしまいがち
  • 自分と似た絵柄の成功してると感じるイラストレーターさんを分析する
  • 根拠のない自信が来た時はそれに乗る
  • 来ない時は心配事を無視してとにかく行動にうつす
  • なるべくお金がかからない方法でやれることをやっていく

HSPは心配事が多すぎて、何事もすぐに行動に起せないという人が結構いると思います。私もその一人でした。大きなお金が絡む時は熟考する必要がありますが、特に失うものがない場合などは、自分の気持ちや考えを無視して行動に移してみてください。

 

それで失敗したとしても、意外と大丈夫だったとなることが私の場合は結構多かったです。最近ではバイトの面接に落ちたり、絵関係の審査に落ちたりしていますが、少し時間がたてば「割と今はつらくない」と思えるようになってきました。(落ちた直前は普通につらかったです。)

 

行動に起す前に「失敗しても大丈夫」と他人から言われたり、自分に言い聞かせても、前までの私は「他人事だからそういう風にいえるんだ。」「大丈夫なわけない。」などと考えてしまいがちでした。それは今まで心配しがちで、失敗を避けまくってきたからです。

 

それのせいで、失敗することをものすごく怖いものだと思ってしまっていました。「失敗することは案外大したことじゃない」というのを知ることで、次に何かしたい時の足かせを一つ外すことが出来ると私は考えられるようになってきました。

これを読んでいる方もそういう風に思えるようになったらいいなと思います。